朝食の卵はアンチエイジングに効果的
朝はタンパク質を摂取しよう
タンパク質は筋肉や内臓、骨、皮膚、髪、血液などの材料となります。私達の体はほとんどタンパク質でできています。
美意識の高い女性の中に、スムージーや果物を朝食にしている方がいますよね。
しかし、野菜や果物からだけでは、細胞の修復に必要なアミノ酸をまかないきれません。特に、朝は肝臓の代謝機能が高まっているため、アミノ酸(タンパク質)を摂ることが美容のために効率が良いのです。
アミノ酸が不足すれば、免疫力の低下、肌荒れなど、多くの健康障害を起こします。アンチエイジングにのためには動物性タンパク質が必要なのです。
朝は膵臓の動きが活発ではないので、血糖値を急激に上げる糖質(炭水化物)は避け、タンパク質(肉・魚・卵・大豆)と抗酸化作用のあるビタミン(野菜)を摂りましょう。
果物は糖質が高いものが多く、注意が必要です。果物を食べたければ、グレープフルーツやレモン、ベリー系がおすすめです。
タンパク質を摂りたいけど、忙しい朝に魚や肉を調理するのは面倒...。
そこで卵です。
卵はタンパク質を含む上、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素がほぼそろっています。さらに、人間の体内では合成できない、9種類の必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。
目玉焼き、卵焼き、オムレツと調理がしやすく、料理のバリエーションが多いのも魅力です。
卵のコレステロールについて
卵はコレステロールが含まれているため、1日1個しか食べてはいけない、というのは誤解です。
卵にはコレステロールを除去する作用のあるレシチンが多く含まれているため、ほとんどの人はコレステロール値が上がらないという研究結果が出ているのです。
ただし、体質によってコレステロール値の上がりやすい人や、アレルギーの人は摂り過ぎに注意した方がよいでしょう。
二日酔いの朝にも卵がおすすめ
二日酔いの朝には、脱水症状を治すために水をたくさん飲むとともに、肝臓の栄養となるタンパク質を摂ることをおすすめします。
半熟卵や温泉卵なら、二日酔いで食欲がないときでも食べやすく、消化もよいので、胃腸に負担がかかりません。