アンチエイジング・アポロ

健康オタクがひたすらアンチエイジングをしていきます。

ぽっこりお腹、内臓脂肪を減らすためには

内臓脂肪の原因は過食と運動不足、不規則な生活習慣です。偏った食生活を変えるだけで、内臓脂肪は撃退できます。

 

 

栄養バランスの良い食事がダイエットの基本

栄養バランスのよい食事を続けていれば、脂質や糖質の過剰摂取を防ぐとともに、エネルギーの摂取量を減らし、肥満を防ぐことができます。栄養バランスの良い食事とは、下記の6つの食品群から30品目以上を食べることです 

  • 炭水化物(穀類・イモ類・砂糖)
  • たんぱく質(肉・魚・卵・大豆・大豆製品)
  • 脂質(油脂類・脂肪の多い食品)
  • ビタミン(淡色野菜・果物)
  • 無機質(牛乳・乳製品・海藻・小魚類)
  • カロテン(緑黄色野菜

 

6つの食品群から30品目以上は多く思われるでしょうが、いつもの食事に野菜を多く加えるだけで、かなりの品目を稼ぐことができます。

野菜に含まれるビタミン類は脂質や糖質を分解してエネルギーに変えてくれますし、カロテンは活性酸素を減らしてくれます。根菜類やきのこ類は、便秘を防ぎ、余分なコレステロール中性脂肪を排出してくれる食物繊維が豊富にとれます。

 

 

よく噛む

よく噛み、ゆっくり食べるだけで太りづらくなれます。食事に時間をかけてよくかむと、体内でインスリンが分泌されるほか、脳内ではヒスタミンという脳内物質が増加して満腹中枢を刺激します。その結果、少ない食事量でも満腹感が得られ、食べすぎを防ぐことができます。

 

さらに、ヒスタミンは、脂肪細胞から分泌されるレプチンという物質にも作用します。レプチンは食欲を抑え、エネルギー消費を促す物質です。ヒスタミンが増えればレプチンにも作用して、食欲をさらに抑制してくれます。

 また、ヒスタミンは交感神経を活発にさせる働きもあります。腸間膜にの周辺に張りついている内臓脂肪は、脂肪の中でもっとも交感神経の影響を受けています。交感神経の働きが高まれば高まるほど、内臓脂肪も分解されやすくなります。

 

 

炭水化物を減らす

現在、もっともメジャーなダイエット方法、低炭水化物ダイエットは内臓脂肪型肥満にはとても効果があります。低炭水化物ダイエットは1日の食事のなかから、ごはんやパン、麺類、菓子類などに含まれる炭水化物の摂取量を少なめにすることで肥満を改善するダイエット法です。

 

体に脂肪をため込む原因になるのは、脂質よりも糖質(炭水化物)です。私達が炭水化物をとると、ブドウ糖に分解され、エネルギーとして全身に送られます。血液中のブドウ糖(血糖)が増加すると、膵臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖をエネルギーに変え、主に肝臓や筋肉、血液中などにグリコーゲンとしてため込みます。

体は蓄積されたグリコーゲンを必要に応じてエネルギーとして使うのですが、使われないまま余ってしまったエネルギーがあると、その分はすべて中性脂肪に変化して、皮下脂肪や内臓脂肪となって体内に蓄積します。脂肪よりも炭水化物のほうがエネルギー源として使われ、残った分が体脂肪として蓄積しやすいのです。

 

低炭水化物ダイエットの方法として、炭水化物の摂取を1日100gを目標にすると長期的に、健康的にダイエットできます。炭水化物100gとは、ごはんなら約2杯弱、うどんなら1.6杯、食パンなら6枚切りで3.5枚程度です。これを朝、昼、晩と分けて食べるのが理想です。

 

炭水化物を減らしても効果が出ないという方、果物や砂糖の多い菓子類をいつもとっていませんか。それらも糖質ですよ。特に果糖(果物)やショ糖(砂糖)はごはんなどに含まれる多糖類に比べ、吸収が早く、体内で脂肪になりやすいのです。

 

 

効果のあるサプリメント

基本は食生活の改善ですが、サプリメントも適量を摂取すれば効果が期待できます。おすすめはL-カルニチンコエンザイムQ10の2種類を組み合わせてとるのがおすすめです。

L-カルニチンアミノ酸の一種で、血液中の脂肪を細胞内の「エネルギー」工場であるミトコンドリアに運び込む役目を果たしています。コエンザイムQ10は、エネルギー工場であるミトコンドリアがしっかり働くように助ける補酵素です。いっしょに摂ることで、L-カルニチンがより多くの脂肪をミトコンドリアに運び、コエンザイムQ10で機能アップしたミトコンドリアが、どんどん脂肪を燃焼してくれます。

 

コーヒーが好きで毎日飲まれる方は、エクササイズコーヒー(日本第一製薬)をおすすめします。

 

 

L-カルニチンコエンザイムQ10の他、コーヒーのポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれています。クロロゲン酸は血糖の上昇を抑制する効果があることで知られています。手軽なコーヒーで、毎日の食生活にとり入れてみてはいかがでしょうか。